受信拒否の設定は、任意の条件を設定し、条件に合致したメールをサーバー上で「受信拒否」できる機能です。
条件は設定件数の範囲内で、何回でも編集しなおすことできます。
未承諾広告メールや、容量制限をかけたいメールを、受信拒否できます。
未承諾広告メールの受信拒否
未承諾広告とは、不特定の人に送る商用ダイレクトメールのことです。
現在、一方的に商用ダイレクトメールを送信する場合には、メールの件名に「未承諾広告※」 と記載が法律で義務付けられています。
迷惑メール撃退サービスでは、メールの件名に 「未承諾広告※」が記載されたメールを受信拒否できます。
受信拒否容量設定
指定した容量を超えたメールを受信拒否できます。
容量の大きいメールで、メールボックス容量を圧迫したくないときなどに使用します。
チェックをつけて容量を指定すると、その容量以上のメールが受信拒否されます。容量は1KBから20480KBの範囲で指定できます。
例)1MBを指定したい場合は「1024」と指定します。
※必要なメールを削除してしまう可能性もあるため、設定は慎重におこなってください。
英文メールの受信拒否
英文メール(件名、本文ともに2バイト文字を含まないメール)を受信拒否できます。
迷惑メール以外で英文のメールを受信する事がない場合などに使用します。
自分宛以外のメールの受信拒否
TOもしくはCCに自分のメールアドレスが含まれないメールを受信拒否できます。
※BCCで送信されてきたメールや、メーリングリストのメール等も受信できなくなります。
アドレスや件名に含まれる文字列の条件と対処を、100件まで設定できます。
有効にしたい条件のチェックボックスにチェックをつけます。
対象を設定する
指定する条件を含む対象を指定します。
次の項目から設定できます。
送信者(From) | 送信者のメールアドレスやドメインを条件にするときに指定します。 |
件名(Subject) | メールの件名を条件にするときに指定します。 |
受信者(To) | 宛先のメールアドレスやドメインを条件にするときに指定します。 |
受信者(Cc) | Ccのメールアドレスやドメインを条件にするときに指定します。 |
本文(Body) | メールの本文を条件にするときに指定します。 |
Return-Path | メールのReturn-Pathを条件にするときに指定します。 |
各項目の概要は、「迷惑メール撃退サービス」を参照してください。
文字列を指定する
条件にしたい文字列や数字などを指定します。
例えば、特定のアドレスやドメインなどからのメールを受信拒否したい場合は、そのアドレスやドメインを含む文字列を指定します。
指定できる文字列は、半角全角に関わらず63文字までです。
文字列の、全角と半角、大文字小文字は区別されません。
例)testuser@atnethome.co.jpから送信されるメールを受信拒否したい場合は、「testuser@atnethome.co.jp」、「testuser」、「atnet」のように設定すると、 条件が適用されます。