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パソコンやスマートフォンにトラブルを引き起こすマルウェアに注意!

IT・デジタル スマホ・タブレット セキュリティ 2018.01.04
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パソコンやスマートフォンに忍び込んで、さまざまな悪事を働くマルウェア。年々、種類も数も増加しており、その脅威は拡大しています。

そこで今回は、マルウェアから大事なパソコンやスマートフォンを守る方法について解説します。

マルウェアとはなにか?

パソコンの脅威となる悪意のあるプログラムは、かつてウィルスと呼ぶのが一般的でしたが、現在では悪意のあるプログラムを総称してマルウェアと呼ぶようになっています。マルウェアとは、「悪意のある」という意味の英語「malicious(マリシャス)」と「software」を組み合わせた造語です。

マルウェアには、「ウイルス」「ワーム」「トロイの木馬」などたくさんの種類がありますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

・ウイルス
既存のプログラムやファイルの一部を書き換え、自己複製を作り出して増殖する機能を持つマルウェアです。感染後一時的に潜伏してから活動を開始するなど、人間の病気の原因になるウイルスにそっくりなことから、ウイルスと呼ばれるようになりました。広義では、悪意のあるソフトウェアの総称として使われることもあります。

・ワーム
ウイルスが病原菌なら、ワームは寄生虫です。他のプログラムなどを書き換えるウイルスと異なり単独プログラムとして存在し、自己増殖します。

・ランサムウェア
ランサムとは強盗のこと。パソコンやスマートフォンの操作やファイルをロックして使えなくしてしまい、解除するための身代金を要求します。近年、猛威を奮っていますので、十分な対策が必要です。

・スパイウェア
文字通りスパイのように、パソコンやスマートフォンの情報を盗み出すマルウェアです。表立った活動が見えないため、情報が盗まれていることに気が付きにくいという、やっかいものです。

・キーロガー
スパイウェアの一種で、キーボードの入力を記録して外部に送信するマルウェアです。アカウントのIDやパスワードが盗まれてしまうので、注意が必要です。

・トロイの木馬
敵兵が隠れている巨大な木馬を運び込んだために滅亡した「トロイの木馬」の故事から名付けられたマルウェアです。プログラムやファイルに偽装してパソコンやスマートフォンに侵入し、遠隔操作できるようにしてしまいます。

マルウェアの侵入経路を知ろう

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マルウェアがパソコンやスマートフォンに侵入する経路は、さまざまなパターンがあります。その対策としてまずは攻撃者の手法を知っておきましょう。

・メール
メールで送られてきた添付ファイルをクリックすることで感染します。ファイル名が偽装されていることが多く、古くからある手法にも関わらず、今でも引っかかってしまう人が跡を絶ちません。

・ Webサイト
攻撃するためのWebサイトにアクセスしただけで、マルウェアが自動的にインストールされてしまう可能性があります。こうしたWebサイトに誘導するために、URLをメールで大量送信したり、SNSや掲示板などにリンクを張ったりします。正規のWebサイトの一部が書き換えられて、攻撃に利用されることもあります。

・脆弱性を利用
脆弱性とは、OSやプログラムなどの欠陥のこと。欠陥を利用するため、かんたんにマルウェアをインストールされてしまう可能性があります。

・USBメモリ
USBメモリにマルウェアが仕込まれ、そのUSBメモリを使用するとマルウェアに感染します。ファイルの受け渡しに利用することが多いので、注意が必要です。外付けHDDのストレージ、DVD-Rなどの光学メディアに仕込まれることもあります。

・ネットワーク経由
マルウェアに感染したパソコンやスマートフォンから、ネットワークを通じて他のパソコンやスマートフォンに感染することがあります。被害が拡大しやすく、非常に危険な攻撃です。

・ソフトウェアやアプリ
マルウェアが仕込まれたソフトウェアやアプリに偽装したマルウェアをユーザーがダウンロードしてインストールすることで感染します。人気のソフトウェアやアプリが勝手に書き換えられているケースもあるので、十分注意してください。

・身近な人物
スマートフォンに、身近な人物が行動を監視したり記録したりするアプリを勝手にインストールするケースが増えています。必ず画面ロックをかけ、勝手に使われないようにしましょう。

マルウェア対策

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マルウェア対策は、添付ファイルやリンクをむやみにクリックしないという使い方の対策と、パソコンやスマートフォンを最新の状態に保ち、総合セキュリティソフトを導入するという機器側の対策の両輪が必要です。

まず、ユーザーの使い方の対策としては…

・差出人に心当たりのないメール、不審なメールは開かない

・SNSや掲示板に書き込まれたリンクをクリックしない

・メールの添付ファイルを開かない。開く場合は差出人を確認し、必ず総合セキュリティソフトでスキャンを行う

・インターネットからダウンロードしたソフトウェアやファイル、アプリ、外部メディアは必ず総合セキュリティソフトでスキャンを行う
といったことがあげられます。

そして、機器側の対策としては…
・総合セキュリティソフトを導入する

・迷惑メールフィルタを設定する

・OSとソフトウェアは常に最新の状態にアップデートする

といったことがあげられます。

特に重要なのが、総合セキュリティソフトをインストールすることです。総合セキュリティソフトは、マルウェアの防御のほか、危険なWebサイトの遮断、不正アクセスの防止など、さまざまな危険からパソコンやスマートフォンを守ってくれます。

購入時にあらかじめインストールされているパソコンもありますが、お使いのパソコンにインストールされていない場合は今すぐ導入してください。

スマートフォンへの攻撃も年々増加していますので、必ずインストールしておきましょう。

万が一感染してしまったら…

添付ファイルを開いたり、リンクをクリックしたり、ソフトウェアやアプリをインストールしてから、パソコンやスマートフォンの動作が不安定になった場合はマルウェアを疑いましょう。

異常なメッセージやグラフィックが表示される、大量のメールを勝手に送信する、操作していないのに勝手に動くといった場合は、残念ながらほぼ感染確定です。

こうした症状が発生したら、まずはネットワークから切り離します。デスクトップパソコンならLANケーブルを抜く、ノートパソコンやスマートフォンならWi-Fiを切断してネットワークから切り離してください。

こうすることで、新たなマルウェアを送り込まれたり、ネットワーク内の他のパソコンやスマートフォンへの感染を防ぐことができます。ただし、気がつくのが遅かった場合は、感染を防ぐことができない場合があります。

そして、総合セキュリティソフトでシステム全体を完全スキャンしてマルウェアを駆除します。

完全スキャンしてもマルウェアの感染が見つからない場合、新型または未知のマルウェアの可能性があります。こうしたマルウェアは、総合セキュリティソフトの検出を免れて感染する非常にやっかいなしろものです。はっきりいって素人の手に負えるものではありませんので、お使いの総合セキュリティソフトのサポートセンターに相談してみましょう。

また、バックアップで少し前の状態に戻すと改善することもあります。それでも改善しない場合は、マルウェアの感染ではなく、機器の不調の可能性がありますので、お使いのパソコンやスマートフォンのサポートセンターに問い合わせてください。

いかがでしたか?

マルウェアに感染した場合、最終的にはOSの再インストールやスマートフォンの初期化をしなければならなくなります。手間と時間がかかるうえ、大切なデータも消えてしまいます。バックアップしていない場合は、二度と復活させることはできません。

そんな悲しい事態にならないよう、しっかりとマルウェアへの対策をしておきましょう!

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