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SIMロック解除とは?

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「総務省の指導でSIMロック解除が義務化」昨年5月から、SIMロックの解除が義務化され こんなニュースのタイトルを見た方も多いのではないでしょうか?

ところが、「義務化以前も以降も 特に何の変化も感じない」という方がほとんどだと思います。

そこで今回は、知っているようで知らない、SIMロック解除について解説していきます。

契約情報が入ったSIMカード

SIMロックの解説の前に、スマホやガラケーの仕組みをカンタンに説明しておきます。

スマホやガラケーには、「SIMカード」という小さなICチップが入っています。
SIMカードには、 電話番号などの契約情報が入っていて、スマホやケータイに装着することで、はじめて電話をかけたり、ネットができたりするようになります。

本来であれば、SIMカードを挿し替えることで、いろいろな端末を自由に使い分けることができます。海外ではこれが一般的で、こうした状態を「SIMフリー」といいます。

しかし、日本では、各携帯電話会社が他の携帯電話会社のSIMカードを使えないように、端末側に機能制限をかけています。これが「SIMロック」です。そのため、SIMカードを挿し替えて使えるのは、同じ携帯電話会社の端末に限られていました(※例外もあります)。

これが問題だということで、総務省は2011年に『SIMロック解除に関するガイドライン』を定めました。SIMロックを解除すると、SIMカードを差し替えるだけで、どの携帯電話会社の端末でも利用できるようになります。

このガイドラインは、2014年10月と2015年5月の二度、改正されています。2015年の改正によって、各携帯電話会社は、SIMロック解除に応じることが義務化されました。

SIMロックを解除すると?

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今までは、SIMロックがかかっていたために、スマホは買い換えずに料金プランの安い携帯電話会社へ契約変更するといったことが、自由にできませんでした。しかし、SIMロック解除の義務化によって、携帯電話会社を自由に選ぶことができるようになったのです。

そのため、SIMロックを解除すれば、ドコモのスマホにソフトバンクのSIMカードを
挿して使うといったことが、できるようになりました。

ただし、auは通信方式が違うので、他社のSIMカードを挿しても残念ながら使えません。また、3G通信対応のSIMカードを4G通信対応のスマホに挿しても使えないなど、通信規格による制約もあります。

そして、SIMカードには3種類の大きさがあることにも、注意してください。小さなサイズのものを大きなサイズにする変換アダプターもありますが、引っ掛かって取り出せない…といったトラブルもあるので、あまりおすすめできません。

なお、海外では、最初からSIMロックのない「SIMフリー」状態で端末が売られていますが、日本では端末を購入した携帯電話会社でSIMロックを解除してもらう必要があります。

各社の対応は基本的に横並びで、2015年5月1日以降に発売された機種は、すべてSIMロックを解除することができます。それ以前に発売された機種は、携帯電話会社によって対応が変わります。

手数料は、インターネット受付なら無料ですが、店頭受付の場合は3000円(税抜)かかります。また、最低利用期間として180日以上という条件もつけられています。

なんだか手続きが面倒そう…といった印象があるかもしれませんが、SIMロック解除の手続きはとてもカンタンです。詳しくは下記のリンクで確認してください!

◆関連リンク
SIMロック解除の手続き(docomo)
SIMロック解除のお手続き(au)
ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除(ソフトバンク)

SIMロック解除のメリット

SIMロック解除のメリットは、現時点では大きくふたつあります。ひとつは、MVNOの格安SIMが利用しやすくなることです。格安SIMは、データ通信のみなら月3GBで1000円以下、音声通話を付けても1000円台という安さが魅力です。

携帯電話会社との契約と比較すると、かなりの節約になるため、格安SIMのユーザーは、うなぎのぼりに増えています。格安SIMは基本的にdocomoの回線を利用しているので、docomoのスマホはそのまま使えます。そのため、SIM解除するメリットは、ソフトバンクのスマホに限られます。また、auはdocomo回線の格安SIMは使えませんが、au回線を利用した格安SIMなら利用できます。

ただし、格安SIMには…「キャリアメールが使えない」「充実したサポートが受けられない」「通信速度が遅い場合がある」といったデメリットがあります。また、docomoとソフトバンク間であれば、端末と契約を自由に選べますが、「SPモード」などのキャリア独自のサービスが使えないといったデメリットがあります。

ふたつめのメリットは、海外で現地の携帯電話会社のSIMカードが使えるようになることです。日本のスマホやガラケーは、海外でもローミングによってそのまま使えますが、通話もデータ通信も料金が非常に高いのが難点です。

しかし、SIMロック解除をしておけば、いつも使っているスマホのまま、旅行者向けのプリペイドSIMや短期契約のSIMが使えるので、現地価格での通話やデータ通信ができるようになります。高額なデータ通信費用を1日数百円に抑えることができるので、LINEやメール、SNSへの投稿など、料金を気にせず楽しむことができます。

つまり、SIMロック解除で大きなメリットがあるのは、ソフトバンクのスマホで格安SIMを使いたい人、海外旅行に行く人です。インターネット受付は無料ですので、海外旅行や出張に行く可能性がある人は、解除しておくとよいでしょう。

いかがでしたか?

話題になったSIMロック解除ですが、残念ながらあまりメリットがないのが現状です…。今後に期待しましょう!

※他社製品・サービスについては、CATV局ではお答えできません。各販売・提供会社へお問い合わせ下さい。
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